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【赤本の使い方】全勝合格の私が実例とともに徹底解説

こんにちは!現役早大生のマケです。

突然ですが、あなたは

とりあえず赤本を解いている人
とりあえず赤本を解いている人
「大学受験といえば赤本だよね。周りの人も使い始めたし、使い方もよくわからないけどとりあえず始めてみよーっと。」

と、目的もなくただただ赤本を使おうとしていませんか?

 

やりがちですが実はこれ、決してやってはいけないことなのです。

 

赤本は目的を明確にして使うことがなによりも大切です。

なぜなら、赤本をただ解くだけでは志望校の対策にはまったくならないから。

 

「こういう問題が出るのか」と多少得るものがあったとしても、すぐに忘れて終わりです。

 

加えて、赤本というのは問題集としては解説も詳しくなく、網羅性も高くない。

これならほかの解説の詳しい問題集で演習を行ったほうが圧倒的に身に付きます。

 

では、どうして赤本を使うのでしょうか、どうやって使えばよいのでしょうか。

本記事で私が実際に行ったことを紹介しながら、具体的に説明いたします。

そもそも赤本とか青本ってなに?という方はこちらをどうぞ

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そもそも赤本はなぜ使うのか?【目的を明確にしよう】

赤本を使う1番の目的は、志望校の傾向を知り、対策を立てることです。

 

正直これを完ぺきに行えば合格する確率はぐっと上がります。

 

第一志望の大学だけを徹底的に対策した結果、第一志望以外の大学すべてにおいて失敗した友人がなによりの証拠です笑

 

大学受験というのは高校受験とは異なり、試験範囲というものがありません。たとえ東大を首席で合格するような人でも、試験前日まで勉強しなければいけないことが山のようにあるのです。

 

そんな中で、志望校の試験範囲がわかったらかなり楽ですよね?

 

学校の定期テストだって、試験範囲がわかっているのとわかっていないのでは勉強量や点数が大きく変わってくるはずです。

 

「漢字テキストのどっかから出すよ~」

「漢字テキストのp13~25から20点分出すよ~」

全っ然ちがいますよね笑

 

大学の問題の傾向というのは、いわば試験範囲です。赤本は宝の山なのです。

 

赤本は傾向を知り、対策を立てるという目的のために使いましょう。

 

それでは、具体的な使い方の手順について説明していきます。

【3つの手順】傾向を知り、対策を立てる。これがすべて。

手順1、赤本や青本の入試ガイドと出題分析と入試対策の項目を熟読する。

傾向を知るとは、その大学、学部に特有の問題やよく出る範囲を分析すること。

また、必要な科目、配点、問題形式、合格最低点などを知ることを指します。

 

赤本や青本の最初のほうにあるこの項目を熟読することで、これらの必要な情報はほぼすべて手に入ります。

 

たとえば、早稲田大学の社会科学部が志望校の場合なら

必要な科目と配点
  • 外国語(90分・50点)
  • 国語(古典を含む)(60分・40点)
  • 地歴、公民または数学(60分・40点)
合格平均点
  • 外国語22.949
  • 国語27.900
  • 社会または数学(*選択科目については、得点調整を行っている。)

合格最低点:89.52点

出題:(ex.英語)
  • 大門Ⅰ下線部正誤判定
  • 大問Ⅱ読解(空所補充)
  • 大問Ⅲ~Ⅴ読解(下線部語句説明、内容一致)

 

このように志望学部すべてについて詳細に調べていきます。私は、合格最低点までの情報を手帳にまとめていました。

わかることや疑問点
  • すべての科目を均等に勉強する必要がある
  • 英語は多少力を入れている
  • 得点調整が行われる→調整の仕方を調べる必要がある
  • 国語は平均点が高いため、落としてはいけない。
  • 平均点が低い英語で差がつきそうだ。
  • 英語は長文をかなり重視している。
  • 国語は古典を含むようだが、古文・漢文両方を含むのか?

 

明治大学の国際日本学部を志望校にした場合なら、配点が英語が200点、国語が150点、社会が100点と配点がかなり偏っています。

 

ここを第一志望にする場合なら、確実に英語に力を入れるべきだと気づきますよね。

 

志望校の分析はやるのとやらないのでは大きく変わりますが、多くの受験生がめんどうくさがってやらないところです。地道に取り組み、ほかの受験生に差をつけましょう。

手順2、最新年度の分析とここ数年で問題形式の大きな変更がないか確認する。

ここにきて、やっと問題そのものに到達しました。

 

まずは最新年度の問題を見て、英語の場合

  • 大問Ⅰ:文法問題は10問しかないけど、正誤問題だから対策が必要だ。
  • 大問Ⅱ:長文の中に穴埋めがあるのか。選択肢は熟語がちらほら見えるなあ。
  • 大問Ⅲ~Ⅴ:長文はそこまで長くない。下線部で聞かれているのは熟語がおおいなあ。
  • 内容一致は選択肢が多すぎて時間がかかりそうだなあ。

といった具合に大まかにみていきます。

 

あとは、最新年度の問題の傾向と数年分を見比べて大問ごと変わってしまっているなど大きな変更がないか確認していきます。

 

ちなみに、早稲田大学社会科学部では、英語の大問Ⅱが2014年まで会話表現の問題でしたが、2015年から空欄補充の問題に変更しました。

 

こうした場合、先に確認しておかないと無駄な勉強をするはめになりますので十分に注意が必要です。

また過去問に実際に取り組む際は、変更されてしまった大問は飛ばしてもいいとおもいます。ここまでは受験生なら誰もが早めにやるべき項目です。

 

しかし、ここからはこちらの記事で本当にあなたが赤本を解くべき時期なのか確認することをおすすめします。

www.makesen.net

手順3、最新年度を残し、第一志望は最低5年、それ以外は最低3年分に取り組む。

何年分やるべきか、その順番は意見が分かれるところですが、ここでは大学受験全勝の私が実際に行った方法を紹介します。

 

最新年度の問題は試験直前のためにとっておき、新しい年度のものから順に第一志望は最低でも5年、それ以外は最低3年分に取り組んでいきます。(結局は合計で6年、4年分になりますね。)

 

書き込みたい場合はコピーを取ってから、まずは時間を気にせずに取り組んでみましょう。

(英語の問題と、社会の解答は必ずコピーを取りましょう。)

 

その理由と復習の仕方についてはこちらの記事を参考にしてください。

とりあえず1年分を解き、感覚をつかもう。

1年分取り組んで復習まで取り組んだ時点で、自分の苦手な範囲や形式が明らかになるはずです。

 

明らかになった苦手な範囲は教科書やノート、参考書を使い、単元ごと復習して苦手をなくしていくことをおすすめします。

赤本を使っている場合、解説には最低限のことしか書いていないですからね。

 

また苦手な大問が見つかった場合は、その大問だけ過去にさかのぼって解きまくるのも効果的です。

 

同じように「国語は安定して合格点が取れるけど、英語は手も足も出ない。」といった場合も、英語だけ過去にさかのぼって解いていくといいでしょう。

 

たまに「赤本は志望校全教科10年分解かなきゃダメ。」という人を見かけます。

しかし、赤本をむやみにやたらと解くよりも、苦手をつぶす復習の段階のほうがとても大事です。

 

復習をしっかりやってもまだ余裕があるようだったら、増やしていくくらいの気持ちで大丈夫です。

2年目以降は本番を意識する。

全体の時間と大問ごとにかかった時間をはかり、記録を取ってみてください。

 

何年分か解いていくうちに、「この大問Ⅰには10分、大問Ⅱには15分。これ以上かけると時が足りなくなるな。」といった感覚がつかめてくると思います。

 

本番では焦りや緊張があることを考えて、5分~10分余らせるようなペース配分の仕方を考えてみてください。

 

また、必ずしも最初から解く必要はないので、順番もあわせて考えてみましょう。

 

ただし、練習の段階では演習量に差がでないよう、制限時間が過ぎてしまっても最後まで解ききることが大切です。

 

2年目以降は、採点→復習→演習のサイクルを続けていくだけになります。

まとめ

今回は、赤本の使い方について説明しました。

  • 手順1、赤本や青本の入試ガイドと出題分析と入試対策の項目を熟読する。
  • 手順2、最新年度の分析とここ数年で問題形式の大きな変更がないか確認する。
  • 手順3、最新年度を残し、第一志望は最低5年、それ以外は最低3年分に取り組む。とりあえず1年分を解き、感覚をつかもう。
  • 2年目以降は本番を意識する。

 

 

赤本を最大限利用できれば合格はもう目と鼻の先です。